塾講師で正社員・バイト

正社員として塾講師の仕事をする場合、どういったメリット・デメリットがあるのでしょうか。

塾講師の仕事を正社員として働くには、多くの場合、一般企業に入社することと同じで、大学在学中に採用試験をクリアし正社員として入社するか、他の企業・予備校から転職という形で入社する方法があります。

他業種からの転職は、例が少ない業界であり、過去に何かしらの指導経験がある人が採用され易い傾向にあります。

正社員の特徴は、福利厚生が充実しており雇用が守られるため安心して働くことができる環境あるため、とても大きなメリットであると言えるでしょう。

その反面、成果が給与に直結しにくい給与体系になっている予備校もあり、また、人間関係が深くなり易いため、転職したくても転職しにくい職場環境に陥りやすいというデメリットもあります。

バイトとして塾講師の仕事をする場合、どういったメリット・デメリットがあるのでしょうか。

塾講師の仕事をバイトとして働く方のほとんどが大学生であり、友人からの紹介や学校などへの求人によって入社する方法があります。

バイトとして働く特徴は、大学生にとって他のバイトと比べて高い時給を得ることができ、大学生バイト講師でも時給1,500円以上の人が多く存在するメリットが大きいでしょう。

デメリットとしては、あくまでバイト講師であるため雇用は守られないことがほとんどあるため仕事が安定しないことや、福利厚生を受けることができないため、正社員と比べて給与金額以上の収入差が生まれてしまうことでしょう。

塾講師の仕事をする際、正社員で働くか、それともバイトで働くかは、ご自身の置かれている状況や希望する働き方によって変わってきます。

働き方として、安定収入を目指す方は正社員として働き、不安定でも状況によってバイトとして働かざるをえない方もいます。

大学生である場合、卒業まで正社員として働くことはできないため、アルバイト講師として塾講師のキャリアをスタートさせる方法が一般的です。

しかし、実力のある講師が、その人気・能力を生かし収入源を増やすため、あえて多くの塾を掛け持ちするバイトを選択する方もいます。

正社員かバイトかで迷った際は、もう一度自分自身を見つめ直すことが重要であると言えます。