人気の塾講師
少子化の影響が社会問題となっている昨今の日本において、数少ない子どもに、充実した教育を受けてもらうため、親・家族が注ぎ込む教育資金は年々増えています。
塾に通う子どもの割合も、若年層になればなるほどその傾向が高くなっており、今や小学生においても60%以上が塾に通っているという現状があります。
少子化であるのにも関わらず、教育熱の高まりと同時に新規開業する塾の数も伸び続けており、現在では全国43,000もの塾が存在しています。
教育熱が高まっているということは、必然的に塾講師の採用者数も増えており、塾の運営側も新規講師採用に力を入れています。
優秀な人材を集めたい
塾業界全体として、講師の人材を広く募集している現状であり、塾講師の採用条件には特別な資格要件は存在しないため誰でも応募することができますが、多くの塾が講師の質を落とさないためにも慎重に採用を続けています。
また、塾には大手予備校から地域密着型の小さな学習塾まで、規模やニーズに応じて様々な形態が存在しますが、講師として優秀な人材であるほど大手予備校が好条件で採用するため、中小の学習塾は、なかなか優秀な人材が集まりにくいといったジレンマが生じています。
こうした状況のなか、塾講師の仕事をはじめるため予備校の講師募集に応募する際、多くの方は、インターネットの求人募集サイトや求人情報誌から情報を得るでしょう。
近年、中小の学習塾にも効果的な講師採用を可能とするため、求人を仲介するサイトや情報誌と塾・予備校が提携することで、採用された方にお祝い金・謝礼金を支払うシステムが人気となっています。
「採用されたらお祝い金・謝礼金を進呈します」の文言を見たことある方も多いのではないでしょうか。
このシステムにより、塾講師志望者にとって、採用時のお祝い金・謝礼金を受け取ることができるメリットがあり、仲介事業者は、塾・予備校から広告宣伝による収益を伸ばすことができ、塾・予備校側としても講師の応募者数を増やすことができるためその中から優秀な講師を採用しやすいという特徴があります。
求人募集のお祝い金・謝礼金の相場
講師募集サイトや求人情報誌を運営する仲介業者や、講師募集の広告を出稿する塾によって、採用お祝い金・謝礼金の設定金額は異なりますが、最も一般的な金額は、5千円から2万円の間と言われています。
夏期講習や冬期講習といった、塾業界全体が忙しい時期なら、講師のニーズが非常に高まりを見せますので採用お祝い金・謝礼金の金額も高くなりやすいため、定期的にこうした講師募集サイトや求人情報誌をチェックすることをおすすめします。
